川高スクーリング日記①でも書かせてもらいましたが、この2泊3日のスクーリングは、川高生徒たちにとって、大変貴重な経験となりました。
特に、2日目にあった「総合的な探究の時間」には、上田市にある「無言館」を訪れ、生き方を学びました。館内には、太平洋戦争の戦時、戦争に駆り出された画学生たちの残した油絵、水彩画、彫刻、家族など愛する人に宛てた手紙などがたくさん展示されていましたが、その一つ一つから、作者の芸術に対する情熱や愛する人への想いが声となって聞こえてくる様でした。
館長の窪島誠一郎さんのお話にも会ったように「彼らは決して敗北者ではない。可哀想な犠牲者でもない。その作品一つ一つは、私たちに問うているんだ。あなたは今どんな生き方をしているのか、あなたたちは今どんな世の中を作っているのか、と。」そんな言葉が心に響く体験となりました。
渋谷