先日近隣市町村の中学校の先生が
フリースクール未来に研修にお見えになりました。
フリースクール未来としてもはじめての出来事。
普段の学習の様子を見学していただいたり
マルシェに出品する野菜の収穫と梱包を一緒にしていただきました。
お話をさせていただく中で感じたこと。
公教育と民間教育がお互いに歩み寄る姿勢が必要なこと。
正直な話、公教育の教員上がりの私は
多様性を謳う世の中の個性をつぶさざるを得ない教育に疑問しかありませんでした。
今でもその違和感は抱きつつも
今の公教育の先生方の働き方、環境、諸々の要因から
できることには限界があることも痛感しています。
特にかつての私がそうであったように
学校という環境が合わない子どもたちの対応。
手をかけたいと思っても
その時間と労力が足りないのも残念ながら公教育の現実だと思います。
そんな部分を私たちのような民間教育が補っていきたい。
互いに手を取り合いながら
より多くの子どもたちの多様な生き方を尊重できる環境を
つくりあげていくことが必要だと感じました。
生きた大人が近くにいなくてどうする。
大人も子どもも、先生も生徒も
「生きた」日本の教育になることを祈ります。
カスミン