私は、久々に、このテレビドラマにハマってしまいました。そして、何度も感涙してしまいました。私が一番共感して生徒たちに語りたいのは「自分の人生だ!自分がきめろ!」です。
ストーリーは、元暴走族の弁護士桜木先生が、教え子水野先生と「東大専科」クラスをつくり、落ちこぼれの生徒一人一人の抱える苦悩、今の社会における問題に真正面から切り込みながら、東大合格に向かって、学びのコツと本質を教えたり、自立心、生きる力、未来を変える力をつけさせたりしてゆくのでした。
最終回には、人間の欲やお金に汚れたもののしっぺ返しと対極にある、奇跡の合格の喜び、不合格でも人間的な成長が、感動的、ドラマチックに描かれていて、私は号泣してしまいました。生徒たちとは「ドラゴン桜」を話題に、人生や未来についてよく語り合ってきましたが、これでもう語り合えないと思うと寂しさが込み上げます。
そして、最後に付け加えたいのは、ドラマでは表現してもウケないから省略されているのですが、あれだけの結果を出すには、合格するには、他人にウケないわからない、尋常じゃない努力と積み重ねが必要なのです。でも、現実でも、それをやり遂げる人がいる。めったにないけれど、そんな奇跡を起こす人がいる。私は、目の当たりにしています。だから、人生は楽しい、やめられない。
渋谷