タンポポ魂
踏みにじられても 食いちぎられても
死にもしない 枯れもしない
その根強さ
そしてつねに 太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを わたしの魂とする
( 作 坂村 真民 )
もう季節外れなのですが、時折苦難にぶつかると、自分に言いきかせるのが、坂村真民さんのこの詩です。人々が美しい桜に心奪われているそんな時、まさに足もとで踏みにじられているタンポポがいます。ただひたすらに、ただただ明るくニコニコ咲くそんなタンポポの姿を、私も、私の魂としたいな。
そんなことをふとつぶやく渋谷でした。