明日が満月ですが、今夜の月もほぼまん丸お月さまで、とてもキレイでした。
さて、月は地球の周りを回っている衛星(人工的に作られたものが人工衛星)で、27,3日つまり約1ヶ月で一周しているので「月」と呼ばれるわけですが、月には興味深い様々なヒミツがあるのです。
今回は、その中の一つをご紹介しましょう!
皆さん、夜空を見上げて月をよく眺めると、昔からよく言われてきたように、ウサギが餅つきをしているような形(他の国、地域では全く違うものに見えるようです)が浮かび上がりますね。いつも月のあの表面の形しか見えませんね。月も球体なので横の面や裏側を見せてくれてもいいはずですが、地球上から横の面や裏側を見た人は一人もいません。皆さん、なぜだと思いますか?
実は、地球と月は、引力で引き合っているのですが、それでも、月があのウサギの面だけを見せる理由にはなりません。そこで、私は、小学校高学年の理科専科の先生になった時、調べてみました。すると、面白いことがわかったのです。なんと、あのウサギの面を表とし、ウサギの見えない裏側を裏とすると、月の表の半球は、裏の半球より重量が重いのだそうです。(天文学者はどうやって調べたのか?)なので、「起き上がり小法師」というおもちゃでわかるように、軽い方より重い方が地球とより引き合い、重い表の面だけを見せているというわけです。これはヒミツの一つです。
地球から一番近い月でさえこんなヒミツがあるのですから、果てしない大宇宙には、数限りないヒミツや神秘があふれかえっているわけです。
皆さんも、そんな目で月を眺めてみたり、「なぜ」と思ったら、ぜひ調べてみましょう!
渋谷